BENIZAKURA PARK ART Annual 2019 アーティスト紹介 kugenuma

by cai_staff on Aug 3, 2019

BENIZAKURA PARK ART Annual 2019
「ブライアンを忘れない」
2019年8月11日(日)〜9月16日
参加アーティスト

67222660_365101437488011_6205573039380234240_n kugenuma(キオ・グリフィス+港 千尋)

kugenumaは港千尋とキオ・グリフィスによるアーティストユニット。2016年より活動を開始。ひとつの素材をもとにそれらを育む素質の多様性、セミオティクスの仕掛け、展開の限界値を探りながら呼応制作を方法論としている。京都クマグスクでは晒を用いてエミリー・ブロンテ作に因んだ「曝しヶ丘」(2016)をインスタレーションとして発表。フィンランドのトルクでは、夏至に向かって延びゆく日没時間をタペストリーの解かれた糸で測定表現した「vyakya」(2016)、BENIZAKURAART Annual2018など。


港千尋 
1960年神奈川県生まれ。イメージ、記憶、群衆などをテーマに作品制作、執筆、と広範な活動を続ける。著作『記憶ー創造と想起の力』でサントリー学芸賞、写真展『市民の色』で伊奈信男賞を受賞。2007年第52回ベネチア・ビエンナーレでは日本館コミッショナー、2016年あいちトリエンナーレでは芸術監督を務める。多摩美術大学情報デザイン学科教授。近刊に『インフラグラムー映像文明の新世紀』(講談社選書メチエ2019)


キオ・グリフィス
1963年神奈川県生まれ。デュアリティ、相対性、メタニュアンスなどをテーマにアーティスト、キュレーター、ライターとしてロサンゼルスと日本を拠点に活動している。現代美術、デザイン、実験音楽等の様々なプロジェクトを手掛け、前回の「あいちトリエンナーレ2016」に参加、また本年はロサンゼルスにて二つの個展「operations room」(Rio Hondo College Art Gallery)、CORAL SEA」(Battleship IOWA Museum)が開催された。港千尋氏とはアーティストユニット“Kugenuma”、アート・ブリッジ、越境芸術祭”Transit Republic”等で活動を共にする。現在の主な活動として、国際交流基金ロサンゼルス支部のゲストキュレーター、「現像」(発行・編集)、松本のプロジェクトスペースOOTE41221の運営、香川県沖之島でのプロジェクトも進行中。


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