CAI夜間アートスクール20期生募集はじまりました!

2014/12/26 10:27:40

CAIアートスクール20期生募集開始!
2015年度で20年目を迎えるCAIアートスクールは、技術や理論を教えるだけの場所ではありません。
今まさに第一線で戦っているアーティスト、デザイナー、各専門分野の研究者たちから「リアルな声」を学ぶことができる自由な空間です。アート業界の仕組み・裏側、展覧会実施のプロセスなど…それらを「実践型」で体験できる数少ない場所です。上手くなるためではなく、自分が何を好きで何がしたいのかが明確に見えてくる。すでに表現を始めている人も、これから始めたい人も。同じ気持ちの、いつまでも刺激し合える仲間との「出会い」がある。そんなアートスクールです。

来年から専門課程コースも募集しますので、20期生の情報と共に随時アップします。

http://www.cai-net.jp/school/

詳しい内容は,メール又はお電話でご連絡いただけます。
ご希望があれば、スクール担当講師“端聡”(美術家、アートディレクター)による説明会も行なっています。
受付担当 佐野由美子(CAI02企画運営)
連絡先 sano@cai-net.jp
TEL 011-802-6438(13:00-22:00)日曜祝日休
※年末年始
2014年12月27日(土)16:00〜2015年1月5日(月)まで全館休館いたします。

山菜採りの授業

山菜採りの授業



18期生:授業風景

18期生:授業風景



19期生:上遠野先生授業風景

19期生:上遠野先生授業風景



19期生:上遠野先生授業風景

19期生:上遠野先生授業風景



19期生:川上大雅先生の授業風景

19期生:川上大雅先生の授業風景

500m美術館500メーターズ02企画 「大塩博子 アーティストトーク」

2014/12/20 12:18:58

500m美術館500メーターズ02企画「大塩博子 アーティストトーク」

12月21日(日)は17時から大塩博子によるアーティストトークを開催。
来年1月31日から500m美術館では、ボランティアマネージメントチーム500メーターズ02が企画する展覧会が開催されます。
500メーターズ企画第2弾となる今年は、東京を中心に壁画プロジェクトなどで活躍するアーティスト大塩博子さんが札幌に滞在し
市民の皆さんと共に公開制作やワークショップをしながら春が来るのを楽しみに感じる作品を500m美術館に作りあげます。
アーティストトークでは大塩さんのこれまでの活動内容や作品紹介を始め、1月からの展示の概要やワークショップについて紹介して頂きます。
寒い冬をあたたかくさせるような会です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

日程:2014年12月21日(日)
時間:17:00~18:00(開場16:30)
会場:CAI現代芸術研究所 
住所:札幌市中央区北1条西28丁目2-5
主催:CAI現代芸術研究所
企画:500メーターズ02
入場料:無料(申込不要)

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プロフィール
OSHIO Hiroko
1983年東京都生まれ
2006年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
2008年東京藝術大学大学院美術研究科壁画専攻修了
在学中は主に大理石によるモザイク技法作品を制作する。
現在は様々な素材や技法を用いて、「人が笑ったり喜んだりしてくれたら嬉しいな、結局大事なのはそこなのかな」と、物思いに耽りながらふわりと表現を続けている。

●主な展示
2005.6 unisio展/文房堂ギャラリー(神保町)   
2006.10 SAPORE GIAPPONESE/artgallery niArt (Ravenna/Italia)
2008.11 HEKIGA展/クレアーレ アートフォーラム(青山)
2009.11 共鳴するヴィジョン/Breakステーションギャラリー(上野)
2010.7 取手井野団地3街区色彩計画/井野団地(取手)
2011.7-2012.2 NORA×拝借景/NORA HAIR SALON(表参道)
2012.10 常総市まちなか展覧会2012:明日のつづき/五木宗レンガ蔵(常総)
2012.11 TRANS ARTS TOKYO 壁画プロジェクト参加/旧東京電機大学11号館(神田)
2013.10 個展・大塩博子展/NORA HAIR SALON(表参道)

12/20(sat) 生西康典×伊藤隆介 長編作品デュエット上映 ことばとえのちょうし

2014/12/12 04:01:50

12月20日に開催する上映会「生西康典×伊藤隆介 長編作品デュエット上映 ことばと
えのちょうし」は、 2人の近作、旧作の中から、映画というアウトプットに更に制約を加えた特徴的な作品に注目し選びました。

生西康典「おかえりなさい、うた」は、2010年恵比寿映像祭(@東京都写真美)でのサウンドインスタレーションとして注目の後、
上映形態に変換、UPLINKやYCAMでの話題となった、映画でありながら映像が無い言葉と音声のみで構成された音の映画。

一方、伊藤隆介「風がふいている 8mm slice of life 」は、2000年の作品、札幌では初公開となります。
8mmのフィルム上映で無音のサイレント映画。
ある冬から、また新しい冬へ。1年間の日記映画が向かい合ったのは、末期癌の父との旅、老衰の祖母、そして自分の手術。時間の流動性と、
そこを転がる川石のような、つかのまの人間存在の関係を、日本人の日常の断片を積み重ねて描こうとした作品です。
8mm

チケット予約受付中!
詳しくは、WEBサイト: http://www.filmfilmfilm.org/tone/
申し込み
ご予約:Eメール受付:sano@cai-net.jp
ご予約又が無くとも当日チケットにてご入場頂けますが、座席に限りがございます。
ご予約の無いお客様は、入場をお断りすることがございます。予めご了承ください。


こちらは、生西康典作品へのメッセージ
昨年春に渋谷UPLINKで開催された特集上映『おかえりなさい、うた』生西康典の仕事 2008-2011
に寄せられたアート、デザイン、映画、音楽関係者からの応援コメントより転載します。

何を隠そう私は生西君の作品をいちばん最初から観ている。
何を隠そう私は生西君にいちばん最初に作品を頼んだ者だ。
以来、思えば長い付き合いだが、今もって生西君の作品は私にとって謎である。
そう言うといつも本人は不本意そうだ。だがこれは正直な気持ちだ。
でもだからこそ私は生西君の作品をずっと観てきたし、これからも観るだろう。
謎は解けなくて構わない。むしろ解けないで欲しい、そう思っている。
佐々木敦(批評家)

製作中はいつもこれが何なのかよく知らない、
知らないままだから結局、勘のようなもので関わる。
そして、終わってからもよく知らない。
だけど、全力を尽くすし、並々ならぬ集中力や忍耐が必要とされるし、
スタッフのみんなもボロボロだ。
演奏者としては、「星の行方」と「おかえりなさい、うた」で参加しました。
客で観たのは「Momo,Momoko,Moe et」です。
生西君とは、1回だけのライブとかでも結構一緒にやってて、
一緒にやるのは何でも大変です。
新宿の呑み屋とかジャズバーとかでも、とにかく色んな話をするし、
基本的には意見や感想が対立することが多いけど、それがいいんですよね。
「あれはいい、だっていいから」とか「これはダメ、嫌いだから」とか、
結局好みを主張するだけの子どもっぽいやり取りで終わったりして。
ライブや演劇みたいなものだと思うけど、
記録していたものを再生するってことは、今回は映画かな。
「星の行方」ならよく知ってる。
「おかえりなさい、うた」も参加してるから半分ぐらいは知ってる。
「Momo,Momoko,Moe et」は見たから2割ぐらい知ってる。
生西君のことは9割知ってる、たぶん。
この上映会を見たら、それぞれの作品のことは更に3割ぐらい知るかな?って思ってます。
今回のこういう公演の記録を、今こうして観れるっていうのは、
何だか不思議な気がしますね。
こんなことしていいのかな?生西くんの人生第2部終了みたいな?
植野隆司(テニスコーツ)

生西さんは、目がいい。
いろんな邪念や思惑にとらわれずに、すっと、人や空間や素材やもろもろの、
本当のところを見抜いてしまう。
だから、生西さんの言うことは、時に怖ろしい。
生西さんの仕事は、突き放しているようでいてみなどこか優しい。
いろんなことを見抜いてしまう生西さんには、
人を驚かしたり惑わしたり陥れたりするのはしごく簡単なことのはずなのに、
力づくで何かを伝えるのではなく、
何かが伝わる場を作ろうとするから。
岡村恵子(東京都写真美術館学芸員/恵比寿映像祭ディレクター)

生西くんのことを説明するのはとても難しい。
じゃあ誰だったら簡単なんだと言われると、
いや誰であれ説明するのは難しいですよねそれはと思うけれど、
でもやっぱり生西くんにはちょっと特別な難しさがあるんじゃないだろうか。
なんだろうそれは。ということをずっと考えている。
わからないなら考えなくてもいいんじゃないの?なぜわざわざそんなこと考えているの?という声もどこからか聞こえてくる。それでも考える。
たぶん生西くんの投げかけるものが、考えることをやめさせてくれないのだろう。
死ぬまで考え続けている気がする。
佐藤直樹(グラフィックデザイナー/アートディレクター)

生西さんの活動は、いつも気になります。
どこか自分と似たようなことを考えている気がして。
でも、実際はずいぶん違うんだろうな。
だから、なおさら関心があるのです。
七里圭(映画監督)

生西さんの作品について考える…光の強さや手触りや耳の奥の残響は思い出されるのだけれど、それが何であったか、言い当てようとすると記憶は急に色褪せてしまう。
逢魔が時みたいな、何かと何かのあいだ、形になる前の時間を再演し続けている人。
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
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