第103回 紅櫻開拓神社 夏祭り
2018/06/15 04:28:17
6/16.17に紅櫻公園で、今年で103回目を迎える紅櫻開拓神社の夏のお祭りが開催されます。
6/16(土)の前夜祭では、19:00より公園内の中央広場に天空に聳え立つ光柱(巨大サーチライト)が現れ、大地には縄文太鼓奏者7名による演奏、音と光にシンクロするコンテンポラリーダンサーと日舞。アートで表現される奉納の儀を行います。
出演:
縄文太鼓 手鼓太伸世流 澤口 勝、石田しろ、ほか総勢7名
日舞 西崎鼓美
コンテンポラリーダンス Natsumi Miki
アートディレクター 端 聡
当日は屋台などもあり、飲食も楽しめます。お子様に花火のプレゼントや、飲食の出店、お茶室では、この日限定のBARもオープンします。
2日目の本祭は朝から縁日や飲食の出店もオープン。
両日ともチラシ持参で入園料が無料。
詳しくはこちら・・・
http://www.benizakura.jp/information/event/267.html
札幌市立大学 山田良研究室 卒業制作展「三十時間 講評現場」
2018/03/13 05:00:59
3/15よりCAI02では札幌市立大学 山田良研究室 卒業制作展「三十時間 講評現場」を開催します。
3/16(fri)は17時からアーティストトーク、ゲストを迎えたトークセッションも行います。
是非、皆様のご来場お待ちしております!!
札幌市立大学 山田良研究室 卒業制作展「三十時間 講評現場」
会期:3/15-17 (13:00-19:00 最終日は16:00マデ)
場所:cai02 raum1
アーティストトーク:3/16 17:00-19:00
トークセッション:3/16 19:00-20:00「卒制のしでかし方」司会 山田良
トークゲスト:赤坂真一郎氏(建築家)、門間仁史氏(北海道立近代美術館学芸員)
図面を描くことと実際の空間を制作することは同じデザインプロセスだと考え、主に木材を使用し「体験できる空間」を制作しています。 風景と場・空間をテーマとした研究と制作を行う山田良研究室の2018年度学部 卒業生5名の内3名が卒業制作作品を展示します。
出展作品
「PRISM 照明 / 場所 / 交錯」本田友希
「HALATION 木の間隠れ、そしてテキスタイル空間」蓑島福子
「四季の空間 / 日本の伝統色」山本麗
アートフェア東京出展作家
2018/03/10 05:34:37
アートフェア東京、出展作家のご紹介として
アートフェア東京2018 2018年3月9日 (金)- 11日(日)
参加作家 岡部昌生、風間天心、端 聡
会場:東京国際フォーラム
ブース: S42
詳しくはこちら
HP:https://artfairtokyo.com
今回、アートフェア東京で展示している岡部昌生は
1971年作、当時1972年札幌冬季オリンピックを控えた1971年の朝日新聞を使用した作品で、
岡部がフロッタージュの制作にはいる以前のもので,1971年8月12日の朝日新聞の朝刊の第16頁を素材にしたものです。
日常性を記録する, という行為が端的にあらわれた作品です。
次の作品「La Peau des murs 皮膚の壁」
#77/Le29.août 1979 à avenue Maurice Thorez、#58.Le16.août 1979 à avenue Maurice Thorezの2点は、
岡部昌生が1979年パリ滞在において制作されたものです。
以下、作品について当時岡部がパリ滞在制作においての記述を「札幌大谷大学紀要/2003.岡部昌生著」から抜粋しました。
パリのM・0へ 小谷博貞の9つの書簡 1979年
パリ13区に隣接するイヴリ・シュ ル・セーヌは, セーヌに沿う街区。 小さなゴシック教会をとり囲むように低層の集合住宅群と工場区がひろがる。
新しさと古さが程よく混淆し,アルジェリア,モロッコ,チュニジア, セネガル, カンボジア,ベトナムなど多くの人種が穏やかな生活を営む,下町特有の風情と匂いと活気に満ちている。 パリ半年の滞在はここでの生活と創作がすべてだった。
創作のことだけに一日があることの解放感と充足感,それが素晴らしく贅沢なことを素直に喜んだ。
月に何度か, 露地の碑や建物の壁に花環があがった。 生活にようやく慣れると気づかされる街の細部と深部。街のポールに掲げられた碑文,
「CITEJEAN MOULIN HEROS DE LA RESISTANCE l899−1943」。その碑文の生年と没年に,ここがかつてのレジスタンスの闘いの激しさを物語る殺戮の修羅場であることが知れた。戦いがこの地を廃墟にしなかった幸いが,舗石や壁,広場や露地に記憶を刻んで街が生き延びた。平穏にゆったりと日常が繰り返されるかのように見えるこの街の舗石に埋め込まれた生と死。 舗石のひとつひとつが, 人々の記憶を抱え, 沈黙してそこにありつづけた。毎日のようにパンとヴァンを買いにいくこの変哲もなく穏やかに日常の繰り返されるイヴリ・シュル・セーヌの露地の路上が, 豊かに立ち上がり見えてきた。 舗石にふれ, 壁に触れ, 都市の皮膚を剥がすように擦りだす作業は,人びとの生活の営みの痕跡の軌跡と都市の生きてきた時間に触れることであり, 都市の記憶に触れることでもあっ た。
この時「都市は巨大な版である」という大きな感慨をもった。
「都 , 市に触れて」という主題と「都市のフロッタージュ 」は,こうして私の中に深く刻まれ始まっ た。
多くの人に書簡を綴った。日記を綴るように送り続けた。作業を終えて, カフェでのひと時に書くことが多かったから, 作業を反芻思索して, 街を歩いて, 展覧会を見て, の印象記と滞在記が多く,まれに旅行記があった。 妻と小谷さんへの書簡やカードが図抜けて多いのは, パリにあっても直截に繋がっていたい という思いだった。
次にあいちトリエンナーレ2016に続き札幌国際芸術祭2017でもエネルギーの循環をテーマに大型インスタレーションを展開している端聡は、
アートフェアでは、平面作品を出展しています。
イメージのクリティカルゾーンへ 港千尋氏によるテキスト
そして風間天心は先日カンボジアからのレジデンスから戻ったばかりです。
僧侶でもある風間は、現代における「宗教と芸術」の相互作用を求めながら制作を続けています。